【2020年版】レシピ動画の制作費・料金・納期について|業界No.1の価格と費用対効果 フードクリエイティブファクトリー

代表のイガゴーです@年間300本レシピ動画を作っていました。

22ヶ月でSNSフォロワー数68万人増と増え続けており、Youtubeチャンネル3つ運営して3.9万人になりました。

著者はInstagramはレシピ動画だけで広告費使わずにフォロワー数10万までになりました→

制作会社としては日本一レシピ動画でSNSのフォロワー数を増やしていると言えますので、知見を生かしてお客様の集客をサポートしています。

 

レシピ動画の制作料金は相場もわかりにくく、いくら費用がかかるか調べるのは手間ですよね。

レシピ動画を依頼したい時に用意するべき準備、納期、金額などわかりやすく解説します。

【2020年版】なのでリンク先を

 

レシピ動画制作会社に業務委託する価格相場

一般的なレシピ動画制作の相場ですが、1本20万円前後が相場です。

仕事先で相見積もりとったりする代理店さんから情報収拾したのでリアルな数字です。

こちらの農水省の海外向け動画の制作で4社相見積もりとったら25-40万円だったそうです。

そうですか、それなら少し金額下げてやりますと言って最安値をお伝えして通していただきました。

 
伝聞だけでは不確かなので、検索して価格を調べてみました。 

 

①1本500,000円〜のレシピ動画職人さん→価格表記取り下げ

http://recipemovie.com/price/

調理器具系、メディア系、広告代理店と制作プロダクションの制作実績があります。

社長自らが動画クリエイターで、制作会社大手のアマナ系列の食のシズル専門会社ヒューのマネジメントに入っています。

ライティングと構図とカット割りが官能的です。

 

2020年追記:価格表記が無くなっていました。

料金は変わっている可能性があるのでお見積もりを依頼する必要があります。

実績が更新されていなかったので1年半でどのように変化したのかわかりませんでした。

 

②1〜10本で30,000円のMove Asiaさん→50,000〜150,000円に改定

https://moveasia.co/

タイで現地人スタッフを雇用する体制で毎月1000本制作しています。

100本で20,000~40,000円/本で制作できます。

圧倒的に安いですね。

日本人社員にマーケティングと制作を教育するだけでも相当な期間とセンスが必要なのですが、タイ人に日本のマーケット感覚と制作を教育するというのは大胆な発想です。

マーケティングはモノを買う経験で価値を作るセンスが養われるのですが、安い人件費のタイ人に日本の消費者をマーケティングするセンスを習得してもらうのは、、、私でもギブアップです。

 

2020年追記:価格が上がっていましたね。

1-30本が50,000円-150,000円(2018年は30,000円)

100本は 18,000円-70,000円(2018年は20,000円-40,000円)

激安のプライスラインで衝撃でしたが、これならなんとなく分かります。

実績がFincのエクササイズ動画から更新されていないので、動きが分かりませんでした。

 

③動画は30~50万円からのPROOXさん

https://proox.co.jp/price/

レシピ動画の価格は載っていませんでしたが、30-50万円の実例は載っていました。

予算が20万円しかないというときでも相談にのってくれます。

アニメーションやCGなど幅広い用途の動画がメインのようですね。

憶測ではありますがレシピ開発や撮影調理の専門チームは外部と連携する形になるイメージでしょうか。

 

2020年追記:

サイト内は変化がないようでしたが、「レシピ動画 費用」などの検索でヒットしなくなりました。

一時はレシピ動画はブームに近かったと言えます。

 

レシピ動画制作200,000円からのオージーフーズさん

http://www.aussie-fan.co.jp/service/foodvideo.html

自社倉庫からの物流代行、カタログフードコーディネート制作、レシピ動画を事業にしています。

物流引き受けと撮影をワンストップで受けられるのが強みです。

制作だけでない複合的な提案はすごいですね。

 

2020年追記:WEBサイトが見やすくなり、料金も会員制に改定されています。

 

動画80,000円〜、レシピ制作20,000円〜のClipCookさん

http://clipcook.com/

レシピ+動画で100,000円〜です。

 

2020年追記:

安価ですがサイトが更新されておらず、制作実例などの情報が自社のものなので相場からは除外しておきます。

 

結論:レシピ動画制作の相場は15〜50万円

量産系のレシピ動画はなくなりました。

量産向けに提供していた企業さんの値上げ背景には需要が減ったことが挙げられます。

SNSのいいね数も増えないし、良いことないからですね。

売上を増やすためにレシピ動画を作るのですから、SNSの反応率が低い動画を量産しても効果がありません。

 

フードクリエイティブファクトリーのレシピ動画制作の価格は?

弊社だと15-30万円で対応していることが多いです。

Twitterだけでフォロワー数43万人の3つのアカウントからRTして発信をお手伝いしてます。

・ラク速レシピのゆかり (30.6万人)

・しかない料理のイガゴー(10.7万人) 

・ゆりか画伯@お絵描きcooking(3.1万人)

 

1投稿で4800いいね、45万PVリーチ獲得しました。 

弊社のレシピ動画、SNS運用は何倍も拡散されるので、お客様にはとても喜んでいただいています。

 

レシピ動画を制作会社に依頼する前に決めておきたい10のこと


1▶︎レシピ数を決める

制作会社も1度に撮影を組むロットがあります。

レシピ数よって見積もりの費用が変わることがあるため、依頼時に伝えましょう。

SNSで新規顧客を増やしながら、既存客と接触頻度を保って信頼関係を築くなら週1本で十分です。

 

2▶︎レシピ開発あり?無し?

レシピ開発も引き受けている制作会社に依頼する場合、制作会社にレシピ開発を依頼するか、自社で持っているレシピを使用するか、によっても見積もりの費用が変わります。

弊社の場合は、基本は弊社でお作りしています。

なぜならお客様の持ち込みレシピではプロモーションで高い数字が出せないからです。

高い数字を出すには、毎日SNSにかじりついて研究してようやく得られる膨大なインプットデータが必要です。

 

3▶︎動画の用途(サイズ)を決める

SNSや自社のHPなど、動画を使用する場所に合わせて動画のサイズを決めます。

用途別におすすめすると

・WEBサイト→横16:9か横4:3か1:1

・Youtube→横16:9(他のサイズでもアップロードは可能)

・Twitter→1:1か横4:3か縦16:9

・Instagram→1:1(ストーリー、IGTVは縦16:9ですがリーチ率低いです)

・Tiktok→縦16:9(1:1、横16:9もアップロードは可能)

 

4▶︎動画の時間を決める

30秒、1分、3分、5分など、動画の尺の長さを決めます。

時間によって見積の費用が変わります。

Twitter、Instagram、TikTokなら1分以内

 

5▶︎リース(食器など備品のレンタル)のあり・無しを決める

制作会社によっては、自社で食器やカトラリーなどの備品を持っているところがあります。

リースのあり・無しで見積もりが変わるため、スタイリング背景にこだわりがあるときはリクエストいただくことをおすすめします。

弊社の場合は自社キッチンスタジオにある道具で100%撮影するので、追加費用はかかりません。

 

6▶︎音源のあり・無しを決める

動画に音楽を入れるか、入れないか、調理の音を入れるか、入れないかを決めましょう。

音楽を入れる場合、フリー音源を使用するか、オリジナルで作るか、自社で用意するかでも見積の費用が変わります。

5000円〜30,000円程度でダウンロードできる凝った音源もあります。

調理音が入る場合は撮影に時間がかかるため、撮影ロットがかわり見積もりに影響します。

音を入れるべきかはメディアで変えます。

Youtubeなら効果音は必要ですが、Twitter、InstagramならBGM以外は無音がいいです。

 

7▶︎作りたい動画のイメージを決める

作りたい動画のイメージがある場合は、依頼時に共有すると制作を進めやすいです。

共有する際は、その動画のどういうところ(明るさ、スタイリング、文字のフォントなど)がイメージに近いのか細かく共有すると、双方の認識のずれを防ぎやすいです。

制作会社が確認できるよう、動画のURLを共有するのがおすすめです。
例)
https://www.cchan.tv/watch/7cc593081ff94460b7451f5ed76584a6/
https://www.facebook.com/watchy.food/videos/2044308218932706/

8▶︎立会いの希望あり・無しを決める

立会いのあり・無しでも見積の費用が変わることがあります。

立ち会いすると確認・手直しの手間が入るため、予算優先なら任せていただいた方がいいです。

 

9▶︎納品日の希望を決める

納品日によっても見積の費用が変わることがあるため、依頼時に伝えましょう。
※スケジュールを重視する場合は、1〜10を確認する前に、まずは制作にかかるおおよその日数を制作会社に確認することをおすすめします。1〜10を伝えるのに時間をかけたものの、制作に時間がかかるために依頼ができない。。ということを防ぐためです。

 

10▶︎依頼の予算の希望を決める

1本あたりの予算の希望を決めておくと、制作会社の比較検討をする際に、検討しやすいです。

 

レシピ動画制作のレシピ開発をするコツ

  • 簡単にできてご飯に合うおかず
  • 簡単にできて一皿で満足できる料理
  • 簡単にできるおやつ

全ての料理で「簡単」がキーワードになります。

共働きで料理を作るのに時間をかけられないユーザーには、難しい料理を紹介しても反応が低いです。ここでいう簡単とは以下の条件をいいます。

  • スーパーで購入できる食材を使用
  • 少ない材料でできる
  • 3STEP程度で作れる
  • レンジ加熱でできる(火を使わない)
  • フライパンひとつでできる

どんな料理がSNSでウケるかは、ノウハウがびっしり詰まっていますので面談時などに直接お聞きください。

 

Q.レシピは写真とレシピ動画どちらがいいですか?

A.戦場によって戦い方が全く変わります。

Twitterなら写真です。動画は全部見ないと価値がわからないからです。

Facebook、Instagramなら動画の方が拡散しやすいです。

TikTok、Youtubeは動画がマストですが、Youtubeでレシピ動画はレッドオーシャンで飽きられてるのでやめましょう。

 

何に追加予算がかかるのかを確認する

制作会社により異なるところはありますが、レシピ動画制作で主に追加予算がかかることはこちらです。どうすると追加予算がかかるのか、について以下をもとに確認することをおすすめします。
(※制作会社の制作物に不備がなく、依頼主の要望によって追加の作業が生じた場合。)

  • 再撮影:撮影料の見積額と同額程度の予算がかかる場合があります。
  • 動画の再編集:編集は〇回まで無料。◯回以降から有料。という場合があります。
  • 音楽の差し替え:〇回まで無料。◯回以降から有料。という場合があります。
  • フォントの変更:フォントは動画編集前に決めます。編集後の差し替えは工数がかかるため、追加予算がかかる場合があります。
  • その他:制作会社により異なるところがあるため、上記以外で追加予算がかかることがあるか確認するのをおすすめします。

 

 

レシピ動画は3秒で惹きつけて再生数をアップさせる

再生数は3秒以上の視聴でカウントされるので、最初の3秒間が重要です。

 

1▶︎出来上がりのシズルを表現する

出来上がりのシズルを表現することで、レシピ動画をみて実践することで得られる「体験」を訴求します。

体験はオノマトペ…擬音語、擬態語を映像で掴んでいただくことです。

ふわふわ、もちもちなど。

人気オノマトペとは日本最大級のレシピメディア クックパッドの人気レシピから人気のオノマトペを統計分析した論文から、FCFで独自にレシピ表現に使えるオノマトペを収集したのです。

どんなシズルを表現するかを人気オノマトペからディレクターが選択し、映像で表現しています。

口の中で味わえるもちもち体験、ふんわり体験、サクサクホロホロ体験などを冒頭に映像で提供することで3秒視聴を獲得します。

 

2▶︎ユーザーがレシピを使うシーンをイメージしやすい

TPOはシーンを具体化する思考のフレームワークです。頭文字から…
Time…タイミング、時間(朝・昼・晩、間食、夜食、春夏秋冬)
Place…場所、コミュニティ(お弁当で、ママ友仲間で、家族で)
Occation…機会、イベント、情緒、目的意識(おせち、肌寒くなってきたら、痩せたい時)

ただSNSにおいては、ウケるシチュエーション、ウケないシチュエーションははっきりしているので、こちらも面談時に聞いていただければと思います。

 

3▶︎なんだろうと思わせる工程を見せる

冒頭で工程の途中を見せるテクニックで、何ができるんだろうと思わせて関心を引きます。
時系列の変化をつけて関心を引く、小説や物語の表現技法ですね。
心理的に効果があると判断できます。

例えば、パイがぷくーっと膨らむシーンから始まったり、切って断面が見えるシーンから始まったり途中から始まると最初と最後が気になるものです。

 

再生カウントをとったら導入部分の認知は成功です。
関心を引き、再生時間を増やす戦略で動画を作ります。


 

反応のいいレシピ動画制作のコツ

1.真俯瞰から早送りは反応率が高い

WATCHY様のレシピ動画では、数社でレシピ動画を制作しました。

「俯瞰はみんなやってるから他の見せ方にしたい」と言われたのですが、絶対数字がいいので俯瞰にしましょうとアドバイスしました。

結果平均1.5倍のいいね獲得率に違いが出ました。

他と違うことをしたいという気持ちは関係者のエゴです。

真俯瞰から早送りでわかりやすく伝えることが「ユーザーにとって」有益なのです。

 

2.早送りでテンポよく

早送りを使って手元をテンポよく画面を動かすと目が追ってしまいます。
セミナー講師や経営者のプレゼンにもこの心理的反応は利用されますが、レシピ動画も同様に効果的です。

 

3.演出を加える

初めの5秒以内に視覚的な仕掛けを加えます。

普通に野菜を切るシーンで、コマ送り編集を使うことでパッパッパと紙芝居のように食材が切られていくなどを挟むことで、目が離せない気持ちにさせます。

演出も編集工数がかかるので多用しませんが、5秒以内に1カット視覚的な演出を加えるだけで効果的です。