FCF代表の五十嵐豪です。
「レシピ動画 制作費」というキーワードからFCFのサイトに入っている方もいたので、単に価格のことだけでない料理のクリエイタースタジオの背景までを知っていただきたいなと思って、経営視点からレシピ動画制作費を丸裸にしたら面白そうと思って分析してみます。
マーケティングや会計や組織運営に関心のある方には、面白がっていただけるんじゃないかと思います!
 

▶︎レシピ動画の制作費はどう決めるか
▶︎FCFのレシピ動画制作費
▶︎どんなチームに成長させていきたいか

 

▶︎レシピ動画の制作費はどう決めるか

レシピ動画の価格を決める要点は3つあります。
・制作工数
・制作原価
・制作本数です。
 
制作工数は動画を作るのにどれだけのスタッフ稼働時間がかかるかです。
FCFでは自社のフォーマットに沿った動画制作は比較的少額で提供できるようにしています。
 
制作原価は固定人件費率から算出します。
レシピも動画もクリエイターが生み出す無形資産なので、原価=固定人件費に相当します。
FCFでは固定人件費率が40%、売上原価が12%、宣伝費10%、その他経費が38%、税引き前当期純利益10%と予算構成を決めています。
工数1時間あたりの売上予算をはじいて、予算赤字になる案件は受けないと決めています。
できる範囲でクライアントの予算に応じることもあります。
 
制作本数はクライアントの要望する本数です。
受託プロモーション制作で最も重要なのは「クライアントの意図とユーザーの意図をくむこと」です。
クライアント方針とユーザーにとっての価値が合わないと、動画を作ってもユーザー反応率は上がりません。
結果を出すために重要なヒアリング、コンセプト企画、レシピ企画はとても重要です。
一度に制作する本数が多いほどこの重要な工程を一括で扱えるのでボリュームディスカウントしています。
 

▶︎FCFのレシピ動画制作費

FCFでは1分間フォーマットのレシピ動画の価格を問われたら8-20万円ですと答えます。
・1本〜9本までは20万円
・10本〜99本までは15万円
・100本を越えると10万円
・200本を越えると8万円
 
10本を越える制作は業務やスケジュール進行、確認などが複雑化するため「進行管理費」を10%~20%いただくようにしています。
案件が大きくなることで生まれる管理コストを無償で行ってしまうと、制作以外のサービスがどうしても雑になってしまうからです。
 
制作以外のサービスというのは主に下記で、「制作」以外の仕事もサービス全体の一部でしかなく、ここが雑になってしまうとサービス全体の品質低下に繋がると考えています。
・電話/メールでの連絡やりとり
・不足情報の追加ヒアリング
・確認作業
・データ管理
・進捗管理
レストランでもお客様の食事の進捗状況を見極め最高の状態で次の料理を提供してもらうためにサービス料を支払いますが、この進行管理に報酬がないとお店側のタイミングでコース料理が運ばれてきて、冷めてしまったり、ワインに合わなかったり、サービス全体の質に影響します。
 

▶︎どんなチームに成長させていきたいか

FCFのサービスは一等地よりも一つ先の駅にあるビストロのような「この価格でこれだけの美味しい料理が出てくるの?」という存在でクライアントを感動させたいと考えています。
FCFにとってのパフォーマンスは「クライアントのプロモーション結果を力づけること」です。
 
これまでのプロモーションで結果を出した事例として下記があります。
・SNS拡散実績40万以上
・ふるさと納税の寄付額昨対2倍
・国内No.1動画メディアで平均Like数11倍
・立ち上げ初月のレシピ動画メディアで平均Like数1.5倍、その後平均2倍
・ECサイトの新規顧客が3ヶ月で1.5倍
 
プロモーションで結果を出していくチームを作るには、マーケティング視点でのスタッフ教育、組織づくりが重要です。
クライアントに言われた通りにレシピと動画を作る御用聞き制作ではここまで結果に応えることはできません。
自社で提案、企画、制作を全て内製して、自社でも広告運用して SNS広告の勝ちパターンを検証し、改善を繰り返すことで高い結果を出せます。
 
自社で改善を繰り返すにはスタッフのコミットと、環境づくり(昇給、有給、また残業しない会社づくりなど)、スタッフとの関係づくりが重要になります。そのためには会社に利益を出すこと、付加価値の高いサービスを提供することで利益を出す必要があります。
付加価値は撮影現場にお菓子をたくさん用意したり、接待飲み会を開くことではなく、プロモーションで結果を出すことに絞っています。
実際にFCFのレシピ動画制作を活用いただかれたお客様はリーチ数の伸びだけでも2倍を超え、動画2本分の働きを1本分の料金で提供したことになります。
 
素晴らしいと感じていただけるサービスを、内容的にはお値打ちと感じていただけるプライシングで提供することを方針としています。
レシピ動画の制作費を丸裸にするというエントリーいかがでしたでしょうか。
企業の方針、在り方、どんなチームを作っていきたいかという施策が現れているように感じます。
 
ただ安く提供することを競争優位にしているサービスは、レシピ動画というジャンル自体が廃れるとともに減っていくと思います。
人が育ち、組織が育ち、しっかりした体制でクライアントといい関係を作っていく会社が継続的に伸びていくのではないかなと思います。
レシピ動画をお考えの方は気軽にお問い合わせ頂けますと幸いです。
他店より一円でも安くする会社ではありませんが、プロモーションで結果を出したい企業様にはマーケティング視点からユーザーに刺さるコンテンツを企画制作いたします。

この記事を書いたのは…

五十嵐 豪

フードクリエイティブファクトリー代表取締役/しかない料理研究家/ヘンタイ祭り実行委員責任者 21歳大学生で所持金4万円、未経験から料理研究家に。農水省、経産省、サントリー、味の素など行政/大手企業のキャラクターやレシピ開発を担当。TVでは日テレOha4、BSの番組でレギュラーコーナーをもち、Jcom男子料理道場のMC兼プロデューサーを担当。FCFではコンテンツマーケティング戦略を得意とし、人材採用・プロモーションの分野で高いROIでターゲットを獲得する実績をもつ。和食会席大手の北大路の採用獲得コスト75%減などプロジェクトでは高い結果を得ている。日本武道館で5000人を前に「ヘンタイであれ」とスピーチしたことがある。