今年のデジタルマーケティング分野のトレンドは「動画化」が光りましたね。
レシピも動画化されて、10年前のレシピコンテンツでは考えられないレベルの進化です。
FCFも時代の長期トレンド、短期トレンドはコツコツとっていくスタンスなので、今年はレシピ動画に本腰を入れまして、SEOで「レシピ動画制作」で一位を獲得し、動画制作会社さんからシェアをいくらかいただくことができました。
 

|レシピ動画を作ってからどう売上に繋げるプロセスを描くか

食品大手のトップ経営者の方針では若い人を顧客に取り込むことを明示されており、サイトもレスポンシブ対応し、レシピを動画化していくという方向性をちらほらと聴きます。
レシピ動画を作ったものの、どのようにレシピ動画で関心客を集客し、購入客化、定着化のプロセスを作るかがマーケティングにおいて重要な観点です。

▶︎▶︎(過去記事参照)売上に繋げるデジタルマーケティング戦略の描き方

 
実際にいくらで顧客獲得ができるのかは実施するまでわからず、判断材料もない中で来期の予算化に苦しんでいるマーケッターも少なくないかと思います。
そこで今回はFCFで運用したFacebook広告の獲得コストの結果を公開することにしました。

|レシピ動画を使ってFacebook広告に出稿する

FCFは食品製造をする会社じゃないので、まず仮想の設定を作りました。

私たちは「大豆飲料」を作っているメーカーでSNS広告を活用して関心客集客を考えています。
そこで「お子さんの乳アレルギー」に関心があるユーザーに「豆乳メレンゲで作るシフォンケーキ」の作り方を動画で教えることで一緒におやつ作りを楽しめる機会をつくろうという企画趣旨です。

レシピ動画を用意。

Facebookの広告マネージャーから広告を新規作成できます。

フォロワーを増やすことを目的にする場合はエンゲージメントを選択します。

PCから見たときこんな表示。

スマホから見た時(画像がトリミングされてしまう事故を今直してます)

「ページへのいいね」をクリックして、キャンペーン名称を自分が管理しやすいように名前付けします。
目的(フォロワー)×ターゲット(女性レシピ)×コンテンツ(レシピ動画)の順に「フォロワー|女性レシピ|レシピ動画」と入れるのがオススメです。

広告を出したいFacebookページを選択して

ターゲットを入力します。
年齢対象は広めにして、結果を計測していきながら絞るか絞らないかを計測するのがいいでしょう。
興味関心は「レシピ」にしています。
レシピ系のFacebookページにいいねをしているなどのユーザーステータスから判断されます。
つながりからいくつか選べますが、友達繋がりだと数は増えますが、興味関心がそれほどない人にもいいねをされてしまうので、いいねを増やすより興味関心を潜在的に持つ人にいいねしてもらいたいので「いいねした人を除外」を選ぶのがオススメです。これだけで5倍ほど想定リーチが変わります。
右側にシミュレーションが表示されます。
 
予算を1日2500円に決めて、投稿文章をセットし、いざ出稿。

フォロワー獲得単価は59円/フォローです。
クリック率は3.6%です。
インプレッション単価は2.2円
 

|ターゲットとクリエイティブによって獲得単価は異なる


ここにもう一つ動画を用意しました。

今度はあえて健康のために乳製品を控えている方に刺さるようにしました。

だいぶモザイクがゆるいな。五十嵐豪のアカウントですわww
今までのモザイクの工数を返して!
結果は…
フォロワー獲得単価113円/フォロー
クリック率2.7%
インプレッション単価3.1円
 
フォロワー獲得単価は
乳アレルギーの方が、あえて乳製品を控える人と比較して約50%の獲得単価という結果でした。
レシピ動画はただ作ればいい、というものでもなくどんなニーズを持つターゲットにとって有益な情報を提供するかが重要です。
FCFではターゲットをセグメント分けして、複数のコンテンツでテストして最適なリソース配分をすることをオススメしています。
これまで40万以上のSNS拡散実績の経験値から、御社に最適と考える提案をすることで、質の高い仮説のトライアンドエラーをすることができます。食品のデジタルマーケティング戦略を作る際にはぜひ気軽にお声掛けください。
 

この記事を書いたのは…

五十嵐 豪

フードクリエイティブファクトリー代表取締役/しかない料理研究家/ヘンタイ祭り実行委員責任者 21歳大学生で所持金4万円、未経験から料理研究家に。農水省、経産省、サントリー、味の素など行政/大手企業のキャラクターやレシピ開発を担当。TVでは日テレOha4、BSの番組でレギュラーコーナーをもち、Jcom男子料理道場のMC兼プロデューサーを担当。FCFではコンテンツマーケティング戦略を得意とし、人材採用・プロモーションの分野で高いROIでターゲットを獲得する実績をもつ。和食会席大手の北大路の採用獲得コスト75%減などプロジェクトでは高い結果を得ている。日本武道館で5000人を前に「ヘンタイであれ」とスピーチしたことがある。