レシピサイトではユーザーにとって使いやすい動線設計が重要です。
日常使いするサイトは小手先のUXを高める演出に手を染めるよりも徹底してユーザーの立場で考える必要があります。
システム開発担当の方は食コンテンツに対して日頃の関心度が薄く、マーケティング担当の方はシステムに対して日頃の関心度が薄いことから意外と共通の認識でサイトづくりを進めることは難しいもの。
この記事はマーケティング担当者の方とシステム担当者の方で共通の認識を作るために役立てていただきたいと思って企画しました。
想定読者が限られますが、それでも伝えることで嬉しい人がいるのでその人に届ける意図で書きます。
 

▶︎検索の歩留まり損とは

レシピサイトでは、ユーザーはたまごのレシピを作りたいときに「たまご」と検索したらたまごレシピが表示されることを期待します。たまごのタグをクリックしたらたまごのレシピ一覧が出ることを期待します。
このときデータベースに「たまご」と「卵」と「タマゴ」が混在していると検索したときに登録したレシピが表示されません。
これを検索の歩留まり損と名付けます。
レシピを制作してもユーザーに表示されなければ価値を発揮しません。
歩留まり損がなくなるようにデータベースで表記されるようにしましょう。
 

▶︎検索の歩留まり損を出さないためのレシピ登録システムのススメ

歩留まりを出さないためにレシピの表記に一定のルールをつける必要があります。
ルールを事前に定義しないと手打ちで修正する必要があるので、あとあとルールを変えるほど多くの人員工数を要します。
なのであなたがもしご担当されているときはリーダーシップを発揮して「ルールを決断する」役割に立つことをお勧めします。
 
現段階で私がユーザー導線と歩留まり回避の観点から最高と思うのは下記です。

①材料表記を事前に決めて、一覧表を作る

例えば下記です。

可能な限りジャンルが近い食材は頭文字を揃えると”アイウエオ順”で整理して表示されるのでおすすめです。
 
②レシピ登録画面に、新規材料登録機能をつける
FCFではWordpressでレシピ専用のオリジナルテーマを構築しています。下記から新しい食材を登録します。

 

③材料はプルダウン選択方式にする

プルダウン選択方式にすれば誰が更新作業をしても表記が必ず揃います。

*ジャンルが近い食材は頭にくる文字を揃えると選択が早くなります。
 

④入力時は一覧表を見ながら運用する

*印刷しておくと入力時にいちいちプルダウンしなくても順番がわかりやすいので作業生産性が上がります。

⑤材料とタグ登録とキーワード登録を自動で紐付ける

こうすればレシピに使う材料、例えば鶏もも肉を使うとタグとキーワードは自動で鶏もも肉が登録されます。
WEBに不慣れな人が登録作業をしてもミスがなく、更新作業時間を短縮できて最高です。
 
FCFではサイト制作時に、WEBやシステムに不慣れな文系チームだけで立ち上げる際もルールの定義から企画をお引き受けできます。
一般的にサイト制作会社側の視点に立つと、ルールの提案や企画は工数がかかる上、作業効率やマーケティング視点から経営者やマネージャーの上級レイヤーが企画しなければならないため、組織でも人件費の高いプレイヤーの人員工数を割く必要があるため基本的にはこの手のルール提案は企画料が高くつきます。
FCFは広告、サイト制作、コンテンツ、SNS運用など一貫したサービス提供を密着して行うので全体で仕事させていただく関係で関わるのでこの手の戦略レイヤーの企画は一般的な制作会社さんよりもかなりお得に提供できます。
初めての方も気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。

この記事を書いたのは…

五十嵐 豪

フードクリエイティブファクトリー代表取締役/しかない料理研究家/ヘンタイ祭り実行委員責任者 21歳大学生で所持金4万円、未経験から料理研究家に。農水省、経産省、サントリー、味の素など行政/大手企業のキャラクターやレシピ開発を担当。TVでは日テレOha4、BSの番組でレギュラーコーナーをもち、Jcom男子料理道場のMC兼プロデューサーを担当。FCFではコンテンツマーケティング戦略を得意とし、人材採用・プロモーションの分野で高いROIでターゲットを獲得する実績をもつ。和食会席大手の北大路の採用獲得コスト75%減などプロジェクトでは高い結果を得ている。日本武道館で5000人を前に「ヘンタイであれ」とスピーチしたことがある。