どうも代表のイガゴーです。ヘンタイ祭り実行委員責任者をしています。
10.28にヘンタイマーケッターSUMMITを開催しました。

ゲストは

  • ZOZOコミュニケーションデザイン室長田端信太郎さん
  • 日清カレーメシのブランドマネージャー金子さん
  • サムライカレー社長川端さん
  • プロ無職るってぃさん
  • まじまじぱーてぃあんちゃさん

にお越しいただきました。
 

第一部▶︎ミレニアル世代の新しい働き方意識を牽引するインフルエンサーに学ぶ〜自分をブランド化して好きな仕事で食っていく方法〜


ゲストにまじまじぱーてぃあんちゃさん×プロ無職るってぃさん
 
ミレニアル世代の生き方や働き方などの価値観、哲学を牽引する存在として僕が注目してるのが今回のお二人。
つまり時代の流れをウォッチする時に、この点が動いたら、時代の価値観がこう動く、という視点でみていくと長期的なトレンドを観測する手がかりになるのです。
お二人のユニークなポイント、価値観を聞いてもらいたいと思ってこの場をセッティングしました。
ちなみに僕もミレニアル世代です(えっへん)
 

・インスパイアを受けるセンス

るってぃさんは学生時代ダンスに明け暮れていてNYを旅したとき、同世代でダンスに挑むニューヨーカーの在り方に感銘を受けました。
その在り方とは、自分よりずっと技術の高いパフォーマーに挑む姿勢。それもごく当たり前に。
るってぃさんのキラーシェアを聞いた瞬間、イガゴーはちょっと涙でました。
その瞬間に自分がいたかのような感覚でしたね。
 
あんちゃさんはOL時代に先輩が会社を辞めて独立して生きていくと言った時に「自分も何か」が湧きました。
当時は何もなくて、ブログで収益を上げていた人の存在は知っていただけ。
あるとき空港の待ち時間が暇で、そうだブログを書こうと始めたことで今に至ります。
 
二人に共通して「インスパイアを受けるセンス」がある。
今もインスパイアを言葉にしてファンが増えて、ビジネスも成長しています。
インスパイアって誰からでも受けてイイと思うんですよね。
 
僕は栗原はるみさんをテレビでみて、ネットで「料理研究家」調べて「今日から俺も料理研究家になる!」って決めました。
21歳の大学生、所持金4万円、社会も料理も経験なし、仕事はまだない。笑
「できる、から、やる」って勿体無いですよね。
インスパイアされるということは、素直さ、コーチャブルさがあるということ。
自分の枠から出るために必要なセンスですね。
 

・失敗しても最悪命失うことないし、世界どこでもやり直せるから挑戦できる時に挑戦する

るってぃさんは世界を旅して、日本で失敗しても海外に友達ができたし他の国でやりなおせばいいと考えました。
あんちゃさんも当時の彼氏さんから「ホームレスになって死ぬと思う?」と聞かれて起業しても死なないんだと考えました。
二人の踏ん切りは「失敗しても死なない」こと。
 
イガゴーも高校時代の通学路が新宿中央公園という当時浮浪者の溜まり場で「日本にいる限り失敗しても死ぬことはない」からやりたいことで生きようという哲学に生きました。
同世代が就活していく中「ホームレスになって死なないんだからやりたいことやろーぜ」と言っても誰にも賛同されなかったなぁ。(遠い目)
 

・固定費を極限に抑えれば何度でも打席に立てる


るってぃさんはミニマリストで、東京に住んで4年間(だったか)家賃を払ったことがない。
目立てば誰かが支援してくれると思っていました。
なのに彼のポケットには家の鍵が4つ。家もらったり、合鍵もらったそうです。
固定費が極限に少ないから、事業として失敗しないのだ。
 
イガゴーも21歳で料理研究家始めましたが、2年間実家で力溜めました。
フリーランスの年収が1000万越えるタイミングで会社にしました。
まぁ会社にしたら年1000万なんて軽く飛ぶ。笑
新卒から人を育てたいから正社員雇用するとか。
365日中300日以上は飲み会してたり。
事務所のテラスレンガ敷き詰めてガーデニングしてたり、まかない作るのに1時間かけてたり
お金かけられるようになってからは無駄の塊でしたね。
お金や時間の使い方はその後の痛い体験でたっぷり学びました。笑
 

・発信したいことを発信するためのAirbndであり下ネタを専門に発信する期間がある

お二人とも、今でこそ意見表明記事でファンを増やしていますが初めからそうではありませんでした。
あんちゃさんはブログ開設当初から意見表明記事を書いていましたが、さっぱりウケず、下ネタ記事で大ブレイク。
るってぃさんはAirbnb専門のブログでAirbnb創業者が自宅に泊まりにくるという一つの野望を遂げました。
二人にとってファーストステージは発信したいことを発信するための土台作り。
 
イガゴーも今は「しかない料理」を徹底的にアウトプットしていくことを決意しました。
僕は自分の人生を自在に楽しく生きていく人を増やしたいんですよね。
そのためのFCFであって、食のコンテンツから創造的な楽しさをつくってます。
しかない料理も、キャベツしかなくてもこんなに美味しいとか。
ヘンタイ祭りも自在に活躍する大人を増やす意図でやってます。
僕にとっての料理研究家もお二人にとってのファーストステージなんですよね。
これ第二部でマサーシーも言うんだけど、やっぱり共通してるところあるね。
セカンドステージでは食でないステージで人生を自在に生きる人を増やしたいもの。
 

・狙ったユーザーにとって有益な情報を流す存在

これは二人と話していて在り方から感じた僕の感覚です。
誰にどんな有益なコンテンツを提供するか、と自然に考えて行動しています。
意識的にやっているというよりも、もう無意識に自動で考えてるんですよね。
その辺りはブログやTwitterでは感じ取れない二人の在り方だったので僕の感覚としてレポートしました。
 

・SNSによって言葉遣い、コンテンツは分けてる

るってぃさんとあんちゃさんは
この投稿ならInstagram
この投稿ならブログ
この投稿ならTwitter(Twitterはカオスだから何投げてもいいbyるってぃさん)
 
紹介したいネタがあったとして、これをInstagramにするならこう伝える、このネタはブログに生きると考えます。
ざっくり僕が聞いてた感覚で下記の手順で行われていると僕は思います。
ネタ>>>適正なターゲットがいるSNS>>>切り口
 
伝えた言葉を体現するかのように会場の様子をインスタのストーリーであんちゃは挙げてました。
 

・今の自分の仕事ではない、まっさらな段階になっても「発信はすると思う」


るってぃさんとあんちゃさんは二人とも、もしまっさらな段階に戻って何かを始めるとしても「なんらか発信すると思う」と答えました。
僕はスポーツやゲームやAIを使ってなんか面白いガジェットを作るとかやってみたいんですが、意外な回答でした。
時間がなさすぎてね、ここまでになっちゃいましたが二人の発信にかける熱さは今のミレニアル世代の感覚を知るにはとても参考になるかと思います。
 

第二部「モノを買わない若者たち」に熱狂的に売れるブランドの育て方〜会社・商品を育てる ブランディング〜


日清カレーメシ金子大介さん&サムライカレー社長 川端マサーシーさん
共通点はカレーですが、カレー談義をしたいんじゃない。
カレーという競合ひしめく激戦区で、超人気ブランドを作っているブランドマネージャーである二人から
商品づくり、会社づくりという異なる立場からの話を聴きたいとセッティングしました。
 

・敵のいないところでポジションをとる


二人に共通するのは敵のいないところで勝負するということ。
金子さんのカレーメシも競合がいないカレー×米系のインスタントを狙いました。
認知獲得も狂っているを前面に出したクリエイティブでバズによる認知を獲得しています。
バズっても全然売れなかったこともあり、バズ=売れるには繋がらないと金子さんは考えています。
価値がしっかり伝わってウケないと購入には繋がらない。
カレーメシが売れているのは面白いからではなく、価値がウケているからと分析しています。
ポジション選びは大事ですね。
 
マサーシーさんからも後日に追加インタビューして
オリジナリティを極めることで競合のいないブルーオーシャンで勝負できるとのこと。
サムライカレーは素材となる米、野菜作りから始まってます。
納豆やヨーグルトも自家製、「オラが作った」が最強の独自性ですね。
 

・ニーズのあるところに置きにいく

マサーシーさんはニーズのあるところに置きにいくという戦略で出店しています。
 

・従業員の家族まで幸せにするブランドであるか

家族が幸せになることが大事とマサーシーは言いましたが、完全にロレツが回ってない。
代わりにマサーシーさんの在り方を僕の言葉で説明すると「あなたがどこまでを幸せにするか」という話です。
美味しいカレーを食べたお客さんが笑顔になります。
お店は嬉しさの対価としてお金をもらいます。
お店の売上は従業員に対価として渡されますが、お金は従業員の暮らしに未来を見通すことにも使われます。
例えば私立大学に進学したり、家を買ったり、子供を産むかどうかを検討したり、、、
お客様を幸せにした対価が従業員の家族まで幸せになるように、価値が大きくなっていくように会社を作っていくと、そういう生き方をマサーシーがしています。
従業員を幸せにすることはお客様が何度も足を運びたくなるほど感動するサービスを提供し続けることと言えます。
 

・若者の感性はわからないけど、若者と同じ刺激を受けにいくチームを作った


このあたりからマサーシーは会場中を放浪する旅に出ています。笑
金子さんは44歳。メインユーザーとして設定している若者の感性はわからない。
Twitterは若者が何に感動して、何を嫌って、何に喜び、どう生きているかを無料で見られるツールとして重要です。
他にも定期的に若者に来ていただきグループインタビューでコミュニケーションしています。
 
講演ではお話になりませんでしたが、金子さんは休日もマーケッターです。
若者に人気の映画は足を運んで見にいくし、人気のサイトもチェックするようにしています。
それもチームで徹底しています。
 
マサーシーさんからもマーケティング調査を日常に全社員ができるようにするのはどうすればいいのか質問が出ていましたが、その場では答えが出ず、終了しました。
 
イガゴーからこの件について伝えると、社長が全員を徹底させるとパワーが強くかかりすぎてしまうのです。
社長が自覚できないほど社長の言葉はパワーが強く「受け取られやすい」
一方で金子さんは大手企業のブランドマネージャーという役割で、社長ではないが、ブランドのP/LとB/Sはみるという立ち位置にいるんですね。
ある種この金子さんの立場にいる身近なリーダーの在り方こそが組織に活性を作っていく、と考えます。
 
るってぃさんも「遠い存在の人の言葉は自分ごとに聞けない」と話していました。
組織の規模と体制によってリーダーシップのスタイルも自在に変化するのがいい。
 

・クレイジーな存在であること

会場のみなさんが何より度肝を抜かれたのはマサーシーさんの信じられない動きだと思います。
スタッフ300名抱える優良企業のトップです。
ある種の嫌悪感みたいなものを持った方もいるかもしれませんが、憎しみの裏側にある感情は憧れもあるんですよね。
自在に自分らしくある「ヘンタイ」として突き抜けている存在であるかを僕自身はマサーシーと日々接する中で、自問自答を続けています。
あれはライブでないと感じられないマサーシーの凄さですね。
気になった人はぜひヘンタイカレー祭りに来てください。
 
ちなみに会場ではお酒を販売すると言っていたマサーシーですが

こんなでっかい入れ物にお酒がたくさん。
アナウンスしたら「投げ銭でいい」と発言して誰よりも驚いたのはその場にいたCOOとCFOだったと思います。笑
そして中盤からはもう「お金いらない」と言って全部配ってました。クレイジーすぎる。

自家製ビーフジャーキー、とってもおいしかったです。オリジナリティを体現してますよね。
 

第三部 マーケッターこそデカいプロジェクトを立ち上げて名を挙げるチャンス!ブランド人になれ


ZOZO田端信太郎さん

・ブランド人とはOPENな場で真剣勝負をする人


会社では上司を見ている人が大半だと思う、自分もそうだった経験があると田端さん。
でも大手企業とはいえ会社ってすごく世界の中では小さい世界。
上司ではなく、市場を見ようぜというのが田端さんからの「ブランド人になれ」に含まれたメッセージでした。
不本意な転勤になった時に、声をあげても従うしかないのならば、いつでもやめられるだけの自分になること。
会社という見えない束縛から自在になる人をブランド人と呼んでいました。
 
上司を持ったことがないイガゴーはこういう話をいつもどう聞いているかというと、社会ではそういうことがあるのかと、知ったかぶらずに斜に構えず、常に新しく知るスタンスで聞いています。
会社のせいにしたり、会社の言いなりになったり「会社」という殴ることもできない実態のないものを理由にして、本人が変わらない、行動しないままでは実態のない空想の奴隷だなと思います。
田端さんも「正当化」に使われると言葉していましたが、自分をこの場にとどめておく正当らしい理由ですね。
 
ヘンタイ(自在に活躍する大人たち)≒ブランド人(会社の束縛のない自在な社会人)
この二つだいぶ近いなぁと思います。
 

・ブランド化とは顧客に提供価値を期待させ、満たすこと


ただ会社の指示に従わないだけではブランド人とはいえない。
ブランド化とは顧客に提供価値を期待させることと満たすこと。
仕事においては、この人ならこんな成果が出せるのではと匂わせて応えられなければブランド人ではないのです。
 
ブランドって面白いですね。
実態としては限りなく「ない」ものですが期待させることによって実体化させて、応えることで「ある」ように扱うことができる、錬金術のようなものだなと思います。
大きく活躍するためには相応の期待をもたせて、素晴らしく応えていくのですね。
 

・ブランド人として明確に、ふさわしくない人には退席してもらう

ブランド人として生きる田端さんの姿勢を体現したことがありました。
場外ではしゃぎ回る飲みすぎたマサーシーに外に出てもらうことになったのですが、その時は参加者の田端さんに寄せられた期待に、このまま外野の声に遮られてしまっては応えられないと判断しての行動だったと思います。
ちなみに僕も何度もマサーシーを外に連れて行こうとしましたが「まだ大丈夫です」と許容してもらっていました。
本意ではないにしろ、必要な判断はブランド人としても明確でした。
 
僕もヘンタイマーケッターサミットに期待される価値というか、作りたい結果に沿わないことが起きると考えて昨日は不本意ながらも諸々対処させていただいてました。笑 いた人にしかわからないネタですみません。
 

・会社クビになってもいいから、この会社で初志貫徹したい仕事があるって開き直ってから田端さんのブランド人人生が始まった


「田端さんのブランド人人生はいつ、どんな体験からスタートしましたか」と聞かせていただいた時に、リクルートでR25創刊時代に作った会社への提案書で、上司から「これはお前の親の介護資金を投じてでもお前がやりたいと思うか」という質問に「やります」と答えたそうです。(ざっくり)
この会社でやりたい仕事がある、失敗してクビになってでもやり遂げたいという思いを持った瞬間から自分のブランド人生が始まったと田端さんは答えてくれました。
 
著書にもね、クビになってもいいや、サラリーマンなんてノーリスク、失敗してもクビになるだけで借金背負うようなことはないとありましたが、本当その通りですよね。
 
田端さんの「会社の奴隷になるな」という言葉の背景には田端さんの徹底したプロ意識がある。
会社を閉塞的で窮屈な世界からの解放としていなくて、自身の明確な意志や、やりたい仕事、作りたい結果があってそのためにブランド人になるということを推奨している。
「やりたい仕事があるけど会社が頭固くて」とか理由をつけてやらないのではなく、実際に自分の人生の舵を切っていくという生き方を感じました。
この言葉が言えるのも田端さんがサラリーマンだからで、経営者が言うと大多数の受け取り方が変わると思う。
第二部でも書いたけど、誰が言うかは人が動く上で大事だ。
 

・自分の提言が社会を、組織を良くするという意志があるなら徹底的に伝える

自分が提言する意見が会社や社会を確実によくしていくと言う明確な信念があるなら、上司とは徹底的に戦うことを推奨していた。
ただしあくまでホントにあなたが心からそう思うなら、という点を繰り返し強調していた。
田端さんから質問者の方には反発的な組織への不満のはけ口としない意図を感じた。
ただ質問者を肯定する立ち位置に立つのではなく、切り口は鋭くも、最後は自身の判断に任せるスタンスに優しさを感じました。
 

以上が語られなかった背景まで含めたヘンタイマーケッターサミットの学び全貌でした。
ゲストが話したこと以上に、ゲストの在り方、立ち位置から学ぶことを重視してレポートしました。
役立つと思ったらシェアをいただけたら嬉しいです。
 
記念写真

2枚目のポーズはあんちゃから「せーの!すしざんまい」

最後はヘンタイ 自在なポーズで!最後がやっぱり好き。

来てくれた方も新しくピックアップできる気づきを意図して書きました。
来れなかった方がこんなに素晴らしい場だったなんてと悔しがる姿を想像して書きました。笑
自在に生きれば楽しい。
自在に生きるきっかけと、より自在に生きるための気づきに繋げてもらえたら嬉しいです。
 
ヘンタイ祭り実行委員責任者 イガゴー
特別感謝★運営スタッフのみなさま

主宰と運営ディレクターと演者をやってたら目の前のことに必死で、運営メンバーに本当に助けていただきました。
スキル高い皆さんに助けられ、この会は参加してくれた方に多くの素晴らしい体験を持ち帰ってもらうことができました。
スペシャルサンクスのメンバーです▼ありがとうございます!!
鈴木 秋芳
長谷川 彰
Haruka Yoshikawa
村土 貴昭
小高 由紀子
清水翔平
小田切 崇
谷内 志穂
倉谷 一圭
今喜夛 周之
戸越 隆弘
山口 佑二
Natsumi Miki
早川 哲朗
伊藤 美咲
小村方 健
吉田 晃浩
ちさき(フリーランス秘書)
つんくん(福祉の侍 )
川上貴之(ビジネスマッチングデザイナー&カレーコーディネーター)
 
 

この記事を書いたのは…

五十嵐 豪

フードクリエイティブファクトリー代表取締役/しかない料理研究家/ヘンタイ祭り実行委員責任者 21歳大学生で所持金4万円、未経験から料理研究家に。農水省、経産省、サントリー、味の素など行政/大手企業のキャラクターやレシピ開発を担当。TVでは日テレOha4、BSの番組でレギュラーコーナーをもち、Jcom男子料理道場のMC兼プロデューサーを担当。FCFではコンテンツマーケティング戦略を得意とし、人材採用・プロモーションの分野で高いROIでターゲットを獲得する実績をもつ。和食会席大手の北大路の採用獲得コスト75%減などプロジェクトでは高い結果を得ている。日本武道館で5000人を前に「ヘンタイであれ」とスピーチしたことがある。