レシピの再撮影を防ぐために打ち合わせで詰めておくべきこと

 

五十嵐豪です。フリー素材で失礼します。

(福岡県大刀洗町とFCFでコラボした画像は「ぱくたそ」でDL可能です。)

▶︎https://www.pakutaso.com/20161245336post-9727.html

 

レシピを初めて依頼される、という方も多いのではないでしょうか。

今や自社商品・サービスのユーザー獲得、ユーザーエンゲージ強化のためにユーザーに有益なコンテンツ配信は必須となっています。

中でもレシピを検討されている企業はユーザーの暮らしをより快適にする、素敵にするという明確なサービスコミットがあるからこそ、ユーザーの暮らしに役立つコンテンツ配信を検討されているのではないでしょうか。

レシピを初めて依頼するという方が転びやすい石ころの存在をあらかじめお伝えすることで、安全に快適にコンテンツ配信を行っていただけるようにする、ということが本書の役割です。

 

▶︎レシピが再撮影になると何がデメリットなのか

レシピが再撮影になることによるデメリットは3つです。

・制作予算が増える

・制作期間が伸びる

・あまりポジティブな再撮影はなく、過失や組織からの急なちゃぶ台返しによるもので関係者にいい気持ちが残らない

 

クリエイティブコンテンツは工場生産で作るものではなく、人間が作ります。

物質的なコストと工数が増えてしまうことは想像にたやすいかと思います。

対価をいただく分に私たちも困ることはありません。

しかし3つ目のデメリットはもっとも避けたいことなのです。

だって、、、仕事の時間は楽しく快適に得たい結果を得たいのは皆同じじゃないですか。

それが撮影し忘れや、上司や役員会からの鶴の一声で再撮影になると軽やかな気持ちでいられなくなってしまうのは皆にとって損失だと思います。(あくまで私の考えです)

私にとっても、クライアントの方にとっても、関係者の皆にとって再撮影はできればなくしたいロスなのです。

 

▶︎再撮影になるロジックをおさらいしよう

どの条件が揃うと再撮影が判断されるかを考えましょう。

1 提供できる品質にとどかない

2 撮り忘れ

3 (決済者の)撮りたい画が違う

 

▶︎1. 求める画力、予算、提供サービスを確認する

提供できる品質に届かないことに考えられる状況は2つ

A クリエイターの失敗

B 期待と実際予算と提供サービスのギャップ

 

Aについては適当に知り合いを見繕ってチームを作る時や、クリエイターの能力や経験値を確かめずに「プロ」だからという理由でキャスティングする際に起こります。

Bについては発注側が求める画力と、実際に出せる予算、予算内で提供可能なサービスのギャップによって起こります。

クリエイティブは人間の仕事ですから、能力や経験値(=キャリア年数と私は考えていません)によって提供可能なサービスと価格は変動します。実際に出せる予算が少ない場合は、求める画力が高くても相応のサービスしか受けられないという理解が必要です。

 

*求める画力を伝えよう

*予算を伝えよう

*予算内で提供可能な画力を認識しよう

 

▶︎2. 受け手にどんなリアクションを期待するか

撮り忘れについてはどの写真が必要なのかを確認する必要があります。

発注側がメッセージ不足では私たちも知ることができません。

とはいえ初めて仕事を発注する方は何を伝えればいいのかわからないものです。

そこでFCFではヒアリングシートをご用意することにしました。

ヒアリングシートを利用することで打ち合わせ能力が高いスタッフの質問や勘所を標準化することで的確に、スピーディに必要な情報を共有し議論することができるようになりました。

 

確認が必要な項目は

*どんな目的でレシピを作り、受け手にどんなリアクションを期待して何を得たいのか

*そのためにどの写真が必要なのか

 

レシピを作るという経路を通ろうとしていることは前提ですが、レシピを仕事にしている人の多くは相手がどんな目的でレシピを作るのか、何を得たいかを探ろうとする人はあまりいません。

さらに受け手にどんなリアクションを期待するかという「プロセス」は本案件で作るべきクリエイティブの制作意図になります。

全体観を共有しない限り、こちら側からの的確な見解を伝えることができません。

 

▶︎3. メニュー案、レシピ案を決済者まで確認しておく

決済者の撮りたい画が違うことに考えられる状況は2つ

A 大手企業でどんなクリエイティブも必ず役員が最終決断するという会社

B 広告代理店の担当者だけが立ち会い、決済する得意先がその場にいない

 

どちらも成果物イメージの共有とフィードバックが機能していない時に起こります。

そこでFCFのノウハウでは段階的な成果物確認を徹底しています。

*メニュー案を確認する

*レシピ案を確認する

上記は都度上司や得意先に確認していただき、現時点で適切なフィードバックを受けるように促しています。決済に関わる人が自分の意思で「OK or 任せた」を発することでやり直しを防ぐことができます。

いわゆる根回しと違うのは、現時点で必要なフィードバックを受けるという点です。

チーズがとろ〜っとした画が撮りたいな、とか再撮影が必要なほど必須な項目があれば必ず戻していただくようにしています。

 

▶︎まとめ

*求める画力を伝えよう

*予算を伝えよう

*予算内で提供可能な画力を認識しよう

*どんな目的でレシピを作り、受け手にどんなリアクションを期待して何を得たいのか

*そのためにどの写真が必要なのか

*メニュー案を確認する

*レシピ案を確認する

 

上記を打ち合わせの際には必ず確認するようにしましょう。

FCFにご依頼いただく際にはもちろん上記は考慮した進行をしていますのでご安心ください。

楽しい仕事、トラブルがないことで皆が快適に得たい結果が得られるよう勤めています。