祖母のぬか床は文化遺産だから、早くあなたが受け継ごう

IMG_2071会長の五十嵐豪です。

フードクリエイティブファクトリーは「食を通して幸せな人を増やす」理念に基づいて、暮らしにこだわるを楽しむ発信をしています。

 

祖母からぬか床を受け継いできました。

「ゆきすきのくに」のぬか漬けワークショップで学び、自分で初めてぬか床をつくったのですが

ぬか漬けってすごく楽しいんです。

 

朝ドラ「ごちそうさん」め以子のパワー源!ぬか漬けの驚きパワーに注目 

引用元>クックパッドより

乳酸菌たっぷりのぬか漬けで体調アップ!1月7日のNHK「あさイチ」のテーマは「ぬか漬け」。同じくNHKの人気朝ドラ「ごちそうさん」でも、毎日のように登場して視聴者から美味しそうと絶賛されている「ぬか漬け」には、老若男女問わずファンもいっぱい。実はこの「ぬか漬け」は食物性の乳酸菌がたっぷり入った健康食品。肥満・糖尿病などのリスク軽減、風邪予防などにも役立つのだとか。でも、実際に自分で漬けている人はほとんどいないとの調査結果も。面倒そう、酸っぱくなってしまうとの理由で敬遠されがちな「ぬか漬け」ですが、ちょっとしたことでそれらの悩みは簡単に解消できてしまうそうです。「あさイチ」で紹介されていた、とっておきのテクニックをまとめてご紹介しましょう。

朝ドラの影響もあってか注目が集まっているそうですね。

今日はぬか漬けをやってみて「楽しい!」と思ったことを伝えたいと思います。

 

◆菌って不思議。おもしろい。

菌って不思議だなーって感動します。

目には見えないけど、ちゃんと一緒に美味しいご飯を作ろうと思ったら協力してくれるんです。

ぬか床は「乳酸菌」と一緒につくります。

そもそも乳酸菌って何?どんな効果があるの?

引用元>株式会社ノーベル

オリゴ糖などの糖を利用して、乳酸をはじめとする酸をつくりだす細菌の総称で、自然界に広く存在しています。人間の体内にすんでいるのは、各種のビフィズス菌、アシドフィルス菌、腸球菌の一種であるフェカーリス菌などで、これらは善玉菌と呼ばれ、その働きをプロバイオティクスと呼んでいます。

腸内にすむ乳酸菌、ビフィズス菌を増やし、腸内の有用菌を増やします。乳酸、酢酸を産生し、腸の運動を促進して、有害菌の増殖を抑制します。

腸にいいことは知っていたけど、こちらによると有害菌を抑えてくれる効果が期待できるのですね。

 

◆ぬか床ってシンプル!

IMG_2074

ぬかは玄米を精米した時にでる胚芽や種皮です。

栄養満点で抗酸化作用が高い!

ぬかと水と塩を混ぜて、お味噌のような質感になるまで練ればぬか床が簡単につくれます。

シンプルですね。混ぜたり漬けるものによって、全然味わいが変わる。

あとはオニギリって握る人によって味が違うんですよね。知ってましたか?

自分にとっては普通だけど、他人に握ってもらったら変化があって面白いです。

これは調べたところ常在菌が人それぞれ違うことに起因するそうです。

ぬか床はまさに手でかき回すわけで、人それぞれ味わいが違って当然!

一人で楽しむだけじゃもったいないですね^^

 

◆ぬか漬けはなにを入れてもいい

ぬか漬けはなんでも入れていいんです。

 

昆布、鰹節などの”うま味食材”を加えると、じわーっとうま味が加わります。

僕のおばあちゃんは漬かりが浅いときは、味の素をかけていました。

うま味食材をぬか床に混ぜ込むのと同様の効果を期待できます。

 

発酵しすぎて、酸っぱくなりすぎてしまったら、たまごの殻を入れることで乳酸菌の増え方を調整できるそうです。

 

◆おばあちゃんからぬか床をもらってみた

おばあちゃんの家に行く機会があったので、ぬか床をもらえないか聞いてみたところ、快く秘伝のぬか床をいただきました。

孫からぬか床を分けて欲しいと言われると嬉しいのかな。

僕だったら自分が育ててきたかわいいぬか床を孫に受け継げたら嬉しいな。

 

IMG_2086

おばあちゃんのぬか床はすごかった!

ヒジキ、佃煮など本当になんでも入ってました。

佃煮。料理が入るなんて考えてもみなかった。

価値観が違う人とぬか床を交換するのもおもしろい!

自分にない発想がある。

祖母のぬか漬けはおいしかったです。複雑な味わいがありました。

◆祖母のぬか床は文化遺産だから、今すぐあなたが受け継ごう

最後に祖母に、このぬか床はどれくらい漬けてるの?と聞いてみました。

すると意外な答えが。

 

祖母「これは新しいんだよ。変えたばっかりだから」

僕「え?」

 

おばあちゃんのぬか床って何十年も熟成されているものとばかり思っていました。

ところが気分で新しいぬか床にしたりすることがあるそうです。驚

もっと早くに受け継いで保護すればよかった!!!!!!

 

一方、父方のおばあちゃんは料理好きでしたが、今は面倒臭くなってしまったそうでぬか漬けはやめてしまいました。

昔は床下にぬか床を入れてて、父方のおばあちゃんのぬか漬けは大好きだったんだけど、もうあのぬか漬けは食べられないんですよね。悲しいな。美味しかったな。

もう受け継ごうにも受け継げません。

 

みなさんの周りには「おばあちゃんのぬか漬け」はありますか?

おばあちゃんはいつまでもぬか漬けを続けているとは限りません。

歳をとったらいろいろなことが億劫になる人もいます。

世帯人数が減ったら、自家製でぬか漬けのつくり甲斐がなくなってやめてしまう人もいます。

いつまでもあるものではありません。お金であらわせない価値ある文化遺産です。

 

その文化遺産がまだ近くにあるのなら、あなたがすぐに受け継ごう。

あなたが受け継ぐとおばあちゃんも嬉しいし、ぬか床も嬉しいです。

おばあちゃんが亡くなったとしてもおばあちゃんが育てたぬか床は生きています。

そして「あなたが最後に残すもの」のひとつにぬか漬けを入れてみませんか?

変な提案かもしれませんが、そんな文化が素敵だなと思ったので伝えたいと思いました。

おしまい。

コメントを残す