失敗を許せる環境づくり | イキイキする会社のマネジメント

08e52cdf6522eafd070571b437159297_s

会長の五十嵐豪です。

FCFは「従業員が安心してイキイキ働ける職場」という理念があります。

僕は会長として理念に基づいてFCFの存在が明確であるか、理念に基づいて行動しているか、理念に基づいた結果がでているか、を観察して、ズレがあるときはすぐに手を打つという役割にいます。

 

取り組んでみると、なかなか大変です。

失敗をいくつも見つけました。

自分たちが起こしている不誠実な結果に直面しようとすると、目を背けたくなります。

それでもしっかり観て、何が起きているか事実を明らかにし、手を打つのが僕の役割です。

 

失敗に直面することから気づいたこととして、今日は「失敗を許容する環境づくり」をテーマにしたいと思います。

 

◆失敗ってなんだろう

失敗ってなんでしょうか。

失敗した。失敗することが大事。失敗は成功のもと。色々な言葉があります。

Googleの辞書から引用すると>

失敗《名・ス自》

方法がまずかったり情勢が悪かったりで、目的が達せられないこと。

 

辞書では目的が達せられないこととあります。

世間では失敗することを「善い or 悪い」と判断する風潮があります。

失敗しちゃった、最悪。←こんな風に使うこともありますね。

失敗は成長をくれる、どんどん失敗しようという。←ポジティブに使うこともあります。

人によって、場所によって、善い悪いで判断されがちです。

 

FCFとして「失敗」ってなんだろうかというと、

「挑戦して、出た結果のひとつ」として扱っています。

「成功」も同じ立ち位置に扱っています。

 

◆失敗=挑戦の結果

失敗に「善い/悪い」などの意味をつけると、どうなるか。

失敗を悪いものとすると、挑戦する人がいなくなります。

失敗を善いものとすると、無謀に挑んで大怪我することもあります。

失敗という言葉に、色をつけようとすると、どちらにしても変なことになります。

 

僕は「挑戦する」ことを歓迎したいと思っています。

挑戦することによって得られる結果として、失敗は「僕らの不足に気づくことができたね」という結果をつくります。

僕らは「自分はできている」と思って仕事をしていて、意外と失礼なコミュニケーションをしていたり、クオリティがイマイチだったりすることがあります。

例えば自分では敬語を扱えていると思っていても、「すみません」と無意識にいつも使っている言葉が出てしまったりしますよね。

失敗という結果は自分に不足していることに気づくチャンスになります。

 

ここで失敗を悪いもの、恥ずかしいもの、情けないもの、としてしまうと再挑戦がしにくくなります。

せっかく不足があることを知ったのに、再挑戦できないと勿体ないと僕は思います。

 

失敗を許せる環境をつくる

会社のメンバーには

・食を通して幸せな人を増やす

・従業員が安心してイキイキと働ける職場

この理念から離れない上で、自分らしく自由にイキイキといてもらうのが一番と考えています。

失敗をすることに萎縮したり、失敗してはならないとプレッシャーを感じたりすると、イキイキさを失ってしまいます。

会社としてイキイキと従業員が働ける職場としてあり続けるためには、失敗を許せる環境づくりが大事です。

 

論理的には言い表せませんが、イキイキとしている人には、イキイキとしている人が集まると僕は感じています。

お客さんも、取引先も、社員も、外部パートナーも、イキイキしている人が集まります。

 

イキイキしている従業員がイキイキしている人を呼ぶ 石川商店

スクリーンショット 2015-07-03 11.33.12

石川商店さんのホームページ:http://www.gokokumai.co.jp/

千葉県の君津にある、身体にいい美味しいものにこだわったお米屋さんがあります。

石川商店と言います。

このお米屋さんはすごい。

全国の生産者を毎年巡って、一緒に飯を食って酒を飲み、美味しい米づくりに一緒に取り組むという、お米屋さんの常識を超えたお米屋さんです。

麦や雑穀も厳選していて、こちらで契約栽培している、愛媛の国産ハダカムギの麦茶を飲ませていただきましたが、この世の麦茶とは思えない、極楽浄土の国の麦茶でした。

 

こちらの後継の常務はSNSやブログでイキイキと素敵な発信をしています。

おすすめ記事>お米屋だけど、駄菓子屋さんのようなお店になれた瞬間。

 

お客さんもやっぱり素敵な人が多いんじゃないかな。

常務のFacebookを見ていると、ファンの方からの愛情あふれるコメントがすごい。

イキイキとしている人のいる場所には、SNSでもリアルな場でもイキイキしている人が多いんだと思います。

 

失敗を許せる環境をつくるために

失敗を許せる環境をつくるために、僕が大切だと思っていることを紹介します。

トップ自らがチャレンジし続ける

失敗=チャレンジの結果です。

自分が「できる」ことへのトライは、チャレンジとは言えません。

トップ自らが「できた」ことがないことにチャレンジすることで、「できなくても」いいんだ。

「できた」ことがない、でもチャレンジしていいんだ。

会社で「できた」ことがないことにも、トップ自らが果敢に挑戦することで、失敗を許せる環境に繋がると僕は考えます。

TVのドキュメンタリーでは「失敗は許されない」など重圧を煽ることで「できた」感動を相対的に演出するテクニックがありますが、「失敗は許されない」なんて会社でしていたら、いつまでたっても会社に挑戦者は現れません。

 

失敗を許せる王様になる

失敗する練習ができる環境チャレンジはゲームのRPGと一緒です。
RPGは経験値を積み重ねると、レベルが上がります。

レベルが上がると、強い魔法が使えるようになり、強力になります。

はじめに「スライム」のようなレベル1でも勝てる弱い敵と戦っているときは退屈かもしれませんが、レベル1の勇者は使える戦術が限られます。

ちょっと強い敵が出てきたら、単純な戦術では負けてしまいますね。

 

レベルが上がれば、回復魔法や攻撃魔法も増えて、仲間も増え、戦術にバラエティが増します。

今よりちょっと強い敵が出てきても、戦術を工夫すると勝てますし、ゲーム開始当初は考えられないほど強い敵を相手にしても、戦術次第で勝つこともできます。

 

チャレンジの経験値をためるためには、失敗してもOKな環境をつくることが大切です。

RPGでは全滅すると、自動的に王様の前から再開し、王様は「全滅するとは情けない」と罵倒しながらも、王様は何度でも助けてくれます。

王様は戦闘中に手を貸してくれるわけではありませんが、最後は「全滅を許す」立場にあります。

王様から「次に全滅したらお前を助けないからな」と言われたら、勇者は経験を積んでも新しい戦術にチャレンジしにくいし、できることしかしなくなります。

魔王を倒すのもやめてしまうかもしれません。

 

会社をつくる人は「全滅を許す」王様であることです。

マネジメントって何かを「しないといけない」わけではなく、「許す」という具体的な手を打つわけでもないスタンスが影響することも大きいなと感じます。

 

以上が従業員が安心してイキイキ働ける職場をつくるFCFとして「失敗を許せる環境をつくる」をテーマに書いてみました。

ドラクエでも倒せる敵とばかり戦っていても面白くないですよね。

僕はできるだけ低レベルで、ボスと戦う方が色んな工夫ができて好きです。

いかがでしたか?ぜひ皆さんもやってみてくださいね^^

おしまい

コメントを残す