タイアップカフェのメニュー レシピ開発会社に依頼するとかえって工数が増えるから気をつけたいポイント

フードクリエイティブファクトリーの五十嵐豪です。

人気漫画やアニメとコラボしたタイアップカフェが人気です。

タイアップカフェ専用にメニュー開発する際に依頼側が見積もる工数以上に作業量が多いため、問題になるケースがあります。

 

・フードの企画を頼んでいたフリーランスのフードコーディネーターが抜けてしまって早急に体制を整えたい

・テレビ局とアニメ制作委員会と広告代理店との間でメール&電話のやりとり量が多くて社員がいつも終電でなんとかしたい

 

<重要>

このようにブラック化してしまう背景、タイアップカフェでは「やりとりが想定以上に多い」ということを想定しておく必要があります。

 

1.想定外の仕事が発生したときに対応できるバッファー利益はおさえよう

いきなりお金の話ですが、大事なことは最初に言います。

想定外のことが起こることを想定しないとプロジェクトチームは離散します。

皆が安心してやり甲斐を持って仕事に取り組む上で、レシピ制作をFCFのような外部会社に委託する前に必ずおさえるべきポイントです。

バッファー(和訳で”幅”)利益は利益の内部留保です。

委託元の会社が内部留保分を上乗せしておかないと後で大変です。

 

2.運用フローを明確にする

ベストな方法は味やデザインはFCFのように外部委託会社に任せることです。

そうすれば運用フローは

メニュー提案>確認>レシピ提案>確認>店舗落とし込み>撮影

この流れでレシピ企画会社がディレクションしてスムーズに進みます。

「試食会」は撮影時に立ち会っていただくのがベストです。

 

味やデザインについてジャッジするのを制作委員会・広告代理店・テレビ局の場合は工数が変わります。

メニュー提案>説明資料作成>説明>検討>戻し>再提案>説明>検討>レシピ提案>ラフ作成(文章だとイメージがつかないからラフか試作写真をつくる)>検討>戻し>再提案>検討>店舗と協議(店舗で実現可能かどうかを確認できないままラフか試作写真で進行が進んでいるため戻りが効かないので店舗が苦戦します)>店舗と調整>再提案>撮影>

 

前者と後者でどれだけ人の時間が使われているか一目瞭然ですね。

外部委託会社に任せて、新メニューの回転をあげてメニューのPDCAサイクルを早く回せるようにすれば発売から改善までのスピードは早いです。

タイアップカフェの経験がないとなかなかイメージが掴みにくいかと思いますが、ブラック化して担当者の顔色が悪くなったり、病気を理由にフリーランスが抜けるのが後者のサイクルです。

このサイクルの中にいると人は病気になるのだなぁと他人事的に感心しました。

 

3.打ち合わせ方法と回数を決めておく

打ち合わせ方法と回数は工数に影響します。

顔を合わせての打ち合わせは初めの1回で十分です。

キックオフのこの時点で権限を移譲して、FCFのような外部のレシピ開発会社がスケジュール進行を決めて、あとは大船にのっていただき資料を確認するのが最もスムーズです。

チェックするポイントは「企画意図がズレていないか」これだけで十分です。

企画意図がズレていたら早期の段階で電話やテレビ電話で打ち合わせすることをお勧めします。ズレたまま放置すると大変なことになります。

 

4.企画意図が十分に共有されていないのにメールだけで終わらせない

最近はSNS界隈で「電話は人の時間を奪う」とにわかに言われていますが、企画意図が十分に共有されていないのに共有されていることと”勘違い”して全然違う仕事をする人たちを「仕事ができる人」と呼んではいけないというのが私の考えです。

企画制作のような意図が共有されていないことが成果物になるまで視えない仕事は特にこの確認作業は重要です。これをやらない人が結局なおしが多々必要になり人の時間を奪います。

このスタンスを互いに共有して、企画意図がわからなかったり、確認しあったりすることに電話やテレビ電話を使ってナマのやりとりができる関係を築ければ大きなやり直しもなく最高の成果をあげられることと考えます。

 

上記4点のポイントをおさえて仕事を依頼すれば、大きな問題になることは防げますし、小さな問題が起きたとしても解決は簡単です。